SSL/TLS 証明書について

2016年1月より、SSL/TLS サーバー証明書は Let’s Encrypt 発行のものを用います。

これまで、SSL/TLS サーバー証明書の更新の際にはアナウンスをしてきました。しかし、Let’s Encrypt 発行の証明書は有効期限が比較的短く年に何度も更新することになるため、今後はその度のアナウンスは行いません。

当面、2か月に1度、奇数月2日9時45分(JST)ころ(証明書の発行日は1日23:45(UTC)ころです)に更新する予定です。XMPP クライアントがSSL/TLS サーバー証明書が変更された旨の警告を出すかもしれませんが、よろしくお願いします。

XMPP.JP 20万ユーザー おめでとうございます

公開XMPPサーバーの先輩格にあたる XMPP.JP登録ユーザー数20万を突破したそうです。おめでとうございます。

リンク先のページに「XMPP.JPの近況」が記されています。すばらしいですね。それになぞらえて、当 STEP.im の近況を書いてみようと思います。

XMPP.JPは「XMPP Standards Foundationにより認められた日本で唯一の公開XMPPサーバーです」とのことです。それに対して当STEP.im は、日本に存在する公開 XMPP サーバーではあるものの、 Public XMPP Server Directory に掲載されておりません(2015年8月現在)。これは後述するように日本語以外を母語とするユーザーを想定しておらず、あえて申請を行っていないためです。でも「XMPP Standards Foundationにより認められた公開XMPPサーバーです」と謳えるのはかっこいいですね。うちも申請してみようかな。

いずれにしましても、当公開サーバー STEP.im も、アカウントの作成、サーバーの利用は将来にわたって一切無料です。

当サーバー STEP.imアカウントを作成する際には、日本語能力が試される CAPTCHA (と言っても簡単な語呂合わせ) を課しています。これはひとえに管理人の力量から、「日本語以外の言語でサポートするつもりがない」ことの表明です。サーバー開設当初(2011年2月)から、もし特に制限を設けなければロシア・東欧圏からの利用がじゅうぶん予想されました(まさに XMPP.JP の近況のように)が、管理人はこのサーバーの管理にそれほど多くの時間や労力を割けないので、日本語以外での問い合わせ等に応えることはできないと考えたのでした。

そういう訳で、当サーバー STEP.im の登録ユーザー数は数百程度(2015年8月現在)にとどまっています。登録したもののもうまったくアクセスのないものも多くあるようですので、実際のユーザーはその数分の一でしょう。

当サーバー STEP.imXMPP.JP と同じく、安全な通信を提供していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

運用状況と Twitter アカウント

Jabber/XMPP サーバーを公開して丸3年になろうとしていますが、この間順調に運用してきました。

このサーバーに関する情報は、このウェブサイト http://step.im/ の「お知らせ」のほか、もう少し細かな情報は STEP.im 運用記というサイトでお知らせしています。いまのところ順調に運用していることもあって、どちらもめったに情報を流すことはありません。

しかし、Jabber/XMPP サーバー、http://step.im/ , http://step.im/step/ は実際には1つのホストで運用しており、その機械または回線に障害が起こった場合、情報を流すことができません。

そのような万が一の場合には、Twitter の @step_im で情報を提供します。ぜひフォローしておいてください。通常時は STEP.im 運用記をそのまま流しています。

よろしくお願いいたします。

Jabber Feed

サイドバーに「JABBER フィード」のリンクがあります。これは XMPP の PubSub サービスによって、このサイトの更新を通知するものです。WordPress の Jabber Feed プラグインを利用しています。

ブラウザの多くは、そのままでは xmpp: を認識しないかもしれません。たとえば firefox の場合は、次のようにして、xmpp: のリンクをクリックしてクライアントを起動するように設定できます。

  1. ロケーションバに about:config と入力します。
  2. 右クリックして、「新規作成」の「真偽値」を選択します。
  3. 設定名に network.protocol-handler.expose.network.xmpp と入力し、真偽値を false とします。
  4. その後 xmpp: のリンクをクリックする際に、起動するアプリケーションを選択できるようになります。

ブラウザでこのリンクをクリックできない場合は、XMPP クライアントで Pubsub ノードの継読 (subscribe) をしてください。 記事の場合、サーバーは pubsub.step.im で、ノードは /home/step.im/admin/wp/posts です。